この記事では、分詞構文の否定形について解説したいと思います。
基本がしっかり分かっていれば、否定形はとっても簡単!
分詞構文はちょっと自信が無いな…と思う場合は、こちらの記事がおすすめ。
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分詞構文ってなに? おさえたい3つのポイント!例文付きでわかりやすく解説
分詞構文を否定形にするときの「not」の位置
まずは普通の分詞構文と、否定形の分詞構文を見比べてみましょう。
【普通の分詞構文】
- Having enough money, I bought the jewel for her.
じゅうぶんなお金があるので、私は彼女のために宝石を買った。
【否定形の分詞構文】
- Not having enough money, I couldn’t buy the jewel for her.
じゅうぶんなお金が無いので、私は彼女のためにその宝石を買えなかった。
上の例文を見ると、否定形の分詞構文のなかで、「Not」は分詞の「having」の前にありますね!
このように、分詞構文を否定形にする際、 not 、never などは分詞の前におくようにします。
分詞構文の否定形では、否定語(not や never など)を分詞の前におく!
分詞構文の否定形について、もう少し例文を見てみましょう!
- Not knowing how to make an omelet, I can’t make it by myself.
オムライスの作り方を知らないので、自分では作れません。 - Not having time, I didn’t eat breakfast this morning.
時間が無かったので、今朝は朝ご飯を食べませんでした。 - Never having camped before, I don’t know how to make a fire.※
キャンプをしたことが無いので、火をおこし方がわかりません。
※完了形をもちいた分詞構文。次の章で説明しています。
完了形の分詞構文を否定形にするには?
主文の動詞と比べて、分詞の方が前の時制である場合は、分詞を完了形「having + 過去分詞」にします!
- Having watched that film before, I know the end of it.
前にその映画をみたことがあるので、その結末を知っています。
上の例文では、「映画を観た」という時制が、主文の「私がそれ(映画)の結末を知っている」という時制やより昔です。
そのため、分詞は「Watching」ではなく「Having watched」(having + 過去分詞)になっています。
完了形を使っている分詞構文のときは、否定形はどうなるの!?
同じように分詞の前に「not や never」をおけばいいよ!
- Never having watched that movie before, I was surprised to learn the ending.
今までその映画を観たことがなかったので、結末を知って驚きました。
完了形の分詞構文について、こちらの記事で詳しく説明しています!
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完了形の分詞構文「having+過去分詞」を分かりやすく!例文付きで解説
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まとめ
分詞構文の否定形は、分詞構文の基本を理解していれば、not や never を分詞の前に置くだけなので簡単ですね!