英検を受けると決めたら、まずは問題集選びから
英検へのチャレンジを決めたお子さんと、それを応援するおうちの方にとって、自分にぴったりの問題集を選ぶことは、最重要課題ですよね!
そして、一番最初にするべきことも、やはり問題集選びです。
勉強スケジュールなどをたてるより先に、問題集をゲットしなくてはいけません。
その理由については、是非こちらの投稿で!
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「英検対策」まずは問題集選びから
英検3級ってどんな試験?4級との違いは?
英検5級、4級と受験してきた人にとって、英検3級には次のような大きな特徴があります。
- ライティングがある。
(筆記試験はリーディング・ライティング・リスニング) - 二次試験(面接試験)がある。
(4級まではリーディング・リスニングのみで合否判定) - 4級と比較し、かなり文法範囲が広がる
これに加え、全体の難易度はもちろん上がりますし、必要な単語・熟語の数、試験の所要時間も増えます。
5級、4級と順調に合格してきた人も、3級となると、乗り越えられるか不安になるかもしれませんね!
でも、大丈夫です!自分にあった問題集を用意して、1ページずつ進んでいけば、不安はやった分だけ減っていきます。
問題集を1冊終わっても、やっぱり不安が大きい人は、同じ問題集をもう一度最初から始めてみましょう。
1回目は霧の中を歩いていた感覚だったのが、2回目は思いのほか、晴れ間が見えて、しかも舗装された道を歩いている感覚になってたりしますよ!
【英検3級】オススメ問題集&単語帳は?
書店にたくさん並ぶ問題集・・・3級の問題集となると、問題集を1冊選ぶことすら大変です。
ましてや、自分の子どもに合う合わないとか、よくわかりませんよね。
そこで、まずは、私が子どもに選んだ問題集をずばり紹介します!
大型書店の問題集を片っ端から見比べて選び抜きました。子どもも取り組みやすいし、情報量もちょうどよく、素晴らしい問題集を選んだので、このまま購入されるのもアリかと思います。
でも、もし時間があるのなら、これから紹介する本と別の本を比較することで、お子さんの年齢や英語の習熟度に、よりぴったりの問題集にシフトしたり、問題集を追加したりしてはどうでしょうか。一からより、ずっと探しやすいと思いますよ!
比較して頂きたい問題集・単語帳も合わせて紹介するので、是非そちらと比較してみてくださいね!
問題集のおすすめはこちら!
こちらの問題集は、次の点でオススメです!
- 文法について、とにかく理解しやすい説明
(子どもにとって、最初の難関が文法) - 練習問題の量がしっかりある
(次、過去問題集にスムーズに取り組める) - ライティングの説明も分かりやい
(パターンがわかれば、意外と怖くない)
この問題集には別冊で「ミニミニ暗記BOOK」がついていて、重要な単語・熟語・会話表現に加え、不規則動詞の変化表も小冊子にまとめてくれているんです!
3級ともなると、やはり必要な単語・熟語の量がぐっと増えてきます。
問題集をしていても、知らない単語がどんどん出てきて、辞書や単語帳で探していると時間がどんどん過ぎていきます。
英検3級の勉強をはじめたら、「ミニミニ暗記BOOK」に早めに手を出しておくと、単語・熟語調べで立ち止まる回数が減って、勉強が進めやすくなります!
【Point!】
問題集の最初は「文法」についての章です。それを少しずつ進めながら、平行して、別冊「ミニミニ暗記BOOK」も勉強していくのがオススメです。(1日1ページ、それが大変だったら、1日半ページでもOKです! できれば、「昨日覚えた単語の復習」と「今日初めてする単語」をセットで勉強しましょう)
問題集で「文法」の章が終わったら、次は「重要単語・熟語」の章です。
すると、その章で、「ミニミニ暗記BOOK」で一度見たことがある単語・熟語を、もう一度勉強することになります。
このとき、一度見たことがあるというだけで、ずっとスムーズに学習が進みます!
単語などは、最初に出会って覚える時が一番しんどい!!しかも大抵忘れていきます。そこを通過して、いわば、再会の形で学習できるということで、気持ちが楽になるし、かなり覚えやすくなります。
《オススメ問題集と比較するなら》
ちょっと、難しくて、挫折しそう・・・というお子さんにオススメなのは、こちらです。
こちらの問題集「ひとつひとつわかりやすく。」というシリーズは、ちょっと高いハードルの手前に踏み台を置いてくれるような、親切な問題集です。
単語帳のおすすめはこちら!
英検3級になると、覚えるべき単語量はかなり増えるので、単語帳で効率よく覚えるのが絶対だと思っています。
朝や夕方のルーティンとして、地道に暗記するのが、結局近道のように思います。
この単語帳を使った、オススメ単語学習法も別の投稿で紹介したいと思います!
《オススメ単語帳と比較するなら》
長文読解・リスニングが苦手で、じっくり学習したいなら、こちらがオススメです。
こちらの本は、単語を文脈の中で覚えられるの単語のイメージがつかみやすい!
そして、会話文や長文読解する練習ができるのに加え、付属のCDを聴きながらシャドーイングの練習をすると、めちゃくちゃリスニング力につながります。
息子は準二級の勉強用にこのシリーズを使っています。
3級で必要な文法を学習する前だと、すこし難しく感じるかもしれません。
その場合は、問題集の文法の章が終わったころから使い始めると、読解をしながら文法の復習にもなるのでよいと思います。
ただ、ボリュームが結構あるので、問題集だけでもヘトヘト・・・余力が全くない・・・という場合は、出る順パスシリーズの方がよいと思います。
最後は過去問題集!
ひととおり問題集が終わったら、やはり過去問で理解を深めるのが効果的です。
英検の公式ホームページでも過去3回分は入手可能ですが、英検3級対策ともなると、学力に余裕がある受験者の場合を除いて、やっぱり6回分くらいは過去問をしておきたいです。(そして2回ずつくらいした方がよい!)
【 Point!~過去問を解くタイミング その1】
過去問は試験の3~4ヶ月程度前からやり始めても間に合います。
まだ一度も勉強していない文法(たとえば、受け身や現在完了など)がある人に特に注意してもらいたいのが、最初から過去問にバンバン手を出さないということです。
もし、まだ「現在完了」について何も知識の無い状態で「現在完了」について問われている問題を解き、答え合わせをしてしまうと、もう一度その過去問に取り組んだとき、記憶だけで解けてしまうからです。
問題文を見て、「あっ!これは現在完了が使われてる!」と気付く、もしくは「勉強したのに気付かなかった!」と悔しがる過程が経験できないのです。
【 Point!~過去問を解くタイミング その2】
受験日の2~3日前に、本番のイメージで挑戦する分として、一度もやっていない過去問を一回分とっておくことをオススメします!
一次試験に合格したら、いよいよ二次試験!
二次試験は、コミュニケーションをとろうとしている姿勢重視だと聞いていたので、油断していた私たち親子。
でも、なんだか不安になって、この本で慌てて対策しだしました。
結果、やっぱり、準備はしっかりやっておくべきです!!
後から知る...アティチュード(態度)の配点はたったの3点
________Σ( ̄ロ ̄lll)
試験後、本人は「簡単だった。できたと思う!」と言うし、試験の内容を聞いても、練習したのとあまり変わらない感じでした。
でも、後で成績表を見てみると、「Q&A」の分野で、6点の減点がありました。本人自覚無し・・・。練習してなかったら、ちょっとこわかったなぁ~と、親子で冷や汗!!
せっかく二次試験まで来れたのですから、あと少し!がんばりましょう!!
ファイトー( ・ᴗ・ )⚐⚑⚐
さいごに
英検3級の問題集・単語帳は、英検4級で使用した物と比べて、やっぱりかなりボリュームも内容もハードになってますね!
でも、英検3級を子どもが目指すと決めたあたりから、本人の英語への決意も姿勢も強くなってきたりはしていませんか?
今回紹介した問題集・単語帳は、みなさんと同じように、がんばっている子どもに対して応援する気持ちの筆者が、本屋でたくさんの問題集をしっかり見比べて、選び抜いたものなので、自信をもってオススメします!
また別の投稿で、「スケジュールの立て方」「スケジュールの具体例」を紹介しようと考えています!
(*´∇`)ノ 待っててくださいね!